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気象庁 緊急記者会見【令和2年9月6日09時30分】手話・文字(仮訳)

(UDトークで音声認識したものですので、誤変換があります。概要を把握する程度でご利用ください)

 

 昨日20時に会見を開かさせていただきましたが、本日も台風第10号の今後の見通しについてということで会見を開きたいと思っておりますよろしくお願いいたします。 

 台風が接近する地域では、記録的な大雨、暴風高波、高潮に最大級の警戒をしていただきますようよろしくお願いいたします。 

 まず最初に、今朝6時の段階での解析では、中心気圧は925 hPa最大風速は50 mと、開発しております。 

 その後、報告であれば北の方に進みまして、本日18時には、非常に強い勢力で、収集中心気圧は935 hPa、最大風速は45メートル、最大瞬間風速は65メートルと予想しております。 

 それに伴いまして、昨日午前中に鹿児島県にいいと、台風要因に関する特別警報にの発表について、可能性に言及しておりましたが、現状では、台風要因の特別警報の発表の可能性は低くなっております。 

 しかしながら、予想しました最大風速、最大瞬間風速、あるいは雨量については大きな変化はございません。 

 ですから、この情報を、安心要因とはとらず、最大級の形成、最大級の警戒を引き続き行っていただきたいと思っております。 

 あのこの特別警報の可否が出るか出ないかに関わらず、最大風速は45メートル、最大瞬間風速が65 mということになっておりますので、昨年度、来週しました台風と比べても非常に強い勢力を持っているということがございますので、警戒については怠らないようにお願いしたいと思っております。 

 それでは、気象概況の方から説明させていただきます。 

 大型で非常に強い台風第10号は、大東島地方を通過し、8時現在は奄美大島の南東海上にあり、北に進んでいます。 

 勢力を維持して北上を続け、6日中に奄美地方、6日夜には九州南部にかなり接近します。 

 7日にかけても非常に強い勢力を維持して、九州にかなり接近または上陸する恐れがあります。 

 暴風高波についてです。 

 台風が接近する地域では、記録的な暴風、高波となる恐れがあります。 

 沖縄地方、奄美地方では猛烈な風が吹き、猛烈なしけとなっています。 

 今後、猛烈な風は、沖縄地方では、6日、本日朝まで、奄美地方では6日夜遅くにかけて、九州南部では昼過ぎから7日明け方にかけて、九州北部では6日夜遅くから7日昼前にかけて吹く恐れがあります。 

 また、沖縄地方では昼過ぎにかけて、奄美地方では7日未明にかけて、九州南部では、6日朝から、本日朝から7日明け方にかけて、九州北部地方と四国地方では6日夜から7日午前中にかけてうねりを伴った猛烈なしけとなる見込みです。 

 近畿地方と東海地方でも同様となります。 

 高潮についてです。 

 台風が接近する地域では、記録的な高潮となり、海岸や河口付近では大規模な浸水の恐れがあります。 

 奄美地方では、本日6日、九州南部や九州北部地方で午後、中国地方ですね四国地方では、6日から7日にかけて、中国地方では、7日から8日にかけて潮位が高くなる見込みとなっております。 

 大雨についてです。 

 台風が接近する地域では、猛烈な雨を伴い記録的な大雨となり、土砂災害が多発し、大河川でも氾濫する恐れがあります。 

 台風から離れていても、西日本やから東日本の太平洋側では、東向き、または南向きの斜面を中心に大雨となる恐れがあります。 

台風が接近する地域では、記録的な大雨、暴風、高波、高潮に最大級に警戒をしていただきますようよろしくお願いいたします。 

台風から離れた地域でも、竜巻などの激しいトップに注意をしてください。 

気象庁の発表する最新の台風情報に留意するとともに、今後、各地の気象台が発表する早期注意情報や警報注意報などの気象情報に留意していただきますようよろしくお願いいたします。 

私からは以上です。

気象庁

テレビ東京